ノベマス供養「ぼくのかんがえたさいきょうむてきのあいどる」(1)

えー。

この記事は、以前作ったものの、諸々の事情で完成しないうちに今日ボツになった長編ノベマスのシナリオの供養記事です。
今回出すにあたって即興で組み上げ+改良したので、だいぶ粗があるのはご容赦下さい。


諸般の事情。
そもそも今の自分には体力、精神的な面の問題で動画が作れない。
演出を上手く生かす自信が無い。
DS組が酷い目に遭う。

そんな訳でお蔵入りしてたのですが・・・。


このノベマスのテーマは、ただ1つ。
「『ぼくのかんがえたさいきょうむてきのあいどる』という恐ろしいライバルを敵とすることで、アイマスオールスターズの魅力を描く」

ところが、姿も形も無かった彼女のイメージと、全く同じ姿をしたアイドルが今日公開されてしまいました。



ネタ潰れ確定したので、試験的に「さわり」だけ即興で書いて公開。
このノベマス、頭の中にしかシナリオの骨格が無いため、ゼロから即興で書いた文章です。
繰り返しますが粗はご容赦下さい。




蛇足。僕はこの「ぼくのかんがえたさいきょうむてきのあいどる」には別の名前を付けてました。
ただ、ずっと仮名のまま、公式が先に「最強の獣」の名前を持ってきてしまいました。
レインって呼んじゃうよこれ。まぁいいや、確かにこれなら納得だわ。

以下のシナリオは全部仮名を「玲音」に書き換えてます。
ちなみに僕が考えてた仮名は最上麻紀那。「最も上」と「デウスエクスマキナ」から命名しました。
屍姫ってマンガにある「眞姫那」って名前のほうが語呂がいいけど、それじゃパクリなんでボツ。あとこの名前3年くらい前に考えたんですが、今は静香と被るから、どのみち使えないですね。





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ランクSアイドル、玲音。

「真ちゃん、見た!?昨日の玲音のライブ!」
「やだなぁ雪歩、見てない訳が無いって」
「そ、そうだよね・・・ごめん」
「いや、謝らなくても。それに、一言で済むって」
「・・・確かに、そうだね」

「すごかった!!!」


デビュー直後に魔王エンジェル、日高舞に勝ち、僅か2ヶ月の最速記録でランクSまで辿り着いたアイドル。
今や、時の人という枠組みを超え、社会現象・・・いや、そのまま社会の一部に定着するほどのレベルとなっていた。

彼女のファン。
それは、765プロのアイドルも例外では無かった。
千早。美希。やよい。真。雪歩。亜美。真美。伊織。あずさ。

「まったく、アンタたち、ホント暢気よね」
「伊織ちゃんは玲音のライブ、見てなかったの?」
「・・・あーあ、墓穴掘ったかしら。
ま、私たちの仕事が減ってはいる訳だし・・・」

絶対的なランクS。
ポップ、バラード、いずれにおいても見るもの全てを圧倒的な彼女の特性。
その、ランクSに必要な要素以外に、もうひとつ玲音には特性があった。
圧倒的な仕事量。
ブラウン管に映らない日はない・・・と、今では比喩表現になってしまう表現がこれ以上ないほど、彼女は人々の生活に顔を出していた。
この2ヶ月間、僅か2日しか存在しない休みの日は、仕事の打ち合わせに時間を割くための強攻策と言われている。

相対的に、他のアイドルの仕事量は下がっていた。

「仕事のことは言わないでぇ~・・・」
「わっ、小鳥!?」
「ただでさえ新人のみんなの仕事、危ないんだから~・・・」
「・・・そ、そうだったわ・・・未来とか志保とか」

今や全員ランクA~Bと評価される765プロの面々ですら、評価こそ据え置きなものの、目に見えて仕事は減っていた。
参考とまでに、未来など、俗に言うミリオンシアター組はごく一部がランクDに到達したところ。
なお、これは全て2ヶ月前までの話。
それ以降、彼女たちの着実なレベルアップを無視するかのように、ファン数の増加は止まっていた。


「・・・『あんなこと』もあったし」
「美希、それは言わない!
・・・きっと、戻ってくるって信じてるし」
「だよねー。いおりんに1票」
「いや、それはミキも、そう思うけど・・・」

「そーいえば、魔王エンジェルってどうなったん?」
「相変わらず、三条さんのソロ状態らしいわよ。
麗華が負けたショックでスランプ、ってのが信じられないけどね。
むしろ、ジュピターもなんか圧力掛かってたし、何かあるんじゃ・・・」
「それはないと思うの」
「そうよね。そもそもあれ、社長がポカやらかしただけだし。
はー、あの2人も苦労してるわよね」


誰も、気に留めなかった。
それで、十分だった。
「アイドル玲音」は、それを体現する存在だった。


(でも、何か、気になるんだよなぁ)
「どうしたの?真ちゃん」
「いや、なんでも・・・。
あ、律子。パソコン貸してくれる?」
「え?何調べるのよ」




数日後。
「まこち~ん、おっつ→」
「お疲れ様、亜美!
えっと、プロデューサーも来てるし、今日は先に上がっといて」
「え?まこちんは?」
「うーん、ちょっとディレクターさんに聞きたいことがあって」
「りょーかい」


何気なく。

真は、ディレクターを含めたスタッフの楽屋に向かった。
玲音の所属する事務所はごく小規模な、所属ほぼ彼女オンリーのワンマン事務所。
仕事で一緒になることは本人を含めて、無い。
だったが、冠番組を最大の8本有するテレビ局のスタッフは、実質、玲音の事務所のメンバーとも言えるのではないか。
律子のPC上のデータベースで、それは調査済みだった。
特にパソコンが得意な訳では無いので、結局それとなく律子に調べさせたのだが。

そんな、後ろめたい事があるはずない。
あの玲音に限って。
むしろ、玲音に凄さの秘密があるんだったら、それを知りたい。
それが主目的のはずだった。

・・・そもそも、盗み聞きできるような杜撰な体勢を玲音周りのスタッフが取っている訳が無いだろう。
何やってんだろ、ボクは・・・、と、真は内心思っていた。




「やっぱ765プロ、凄いですねぇ」
「あぁ。全員揃ったら玲音も危ないかも・・・」
「それは無いでしょ。
第一、天海春香がぶっ倒れて引退したじゃないですか。
正直、助かりますよね」

助かる?
真は、楽屋の前で固まった。

助かる?
春香が引退して?
2日前に会った休暇登録中の春香がピンピンしてたのは、この際どうでもいい。

「玲音に勝てるアイドルって言ったら、あそこしか無いだろ。
数の暴力ってヤツ?」
「あ、それは確かに・・・。
参りましたよねー。
876プロだっけ?あそこは『一人喉をやっただけ』でプロデューサーもろとも潰れて空中分解しましたし。
そんな風になってくれませんかねー」

怒り。
いや。
それ以上の、寒気。




「ああ、そうだよな。
魔王エンジェルが自滅してくれたのも助かったし、
961プロも・・・いや、あれは違うか。
今は2人、765プロから出向してるだけだからな」
「そうですよ。我那覇響と四条貴音・・・結局は765プロ、と」
「あぁ、そうだな。邪魔なのは」


「結局、全番組に玲音が出れば、済む話だ。
あいつは、そういうアイドルなんだから」












「真、どうしたんだ?」
「・・・あ、プロデューサーに、亜美・・・。
ま、待っててくれたんだ・・・」
「特に時間掛からなさそうだったし。
・・・顔色が悪いぞ?」
「な、何でもありません・・・」


(To be continued)




一か八か途中まで書いて自分を包囲してみるスタイル。希望的観測は数日中に続き投下。
最後まで上がったら拍手喝采。力尽きたらご愁傷様。
言うまでもありませんが、このテキストは「アイドルマスター(無印、2、DS、SPその他)」を基盤とした二次創作です。

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by icelake876 | 2014-05-06 23:05 | 雑談(アイマス系) | Comments(0)  

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