「女性アイドル涼」は貴女だけ

来ました。


白の王女アナスタシアの事ではありません。
満を持して登場したイヴの事でもありません。
聖夜のシスターの事でもスタイル良くなってる唯の事でもありません。


SR松永涼さんです。












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※個人的に一番しっくり来たイラスト。小梅とデートもしてたし。

いい加減書かないとと思ってたんだ・・・。
そもそもペンタさんが名前の時点で「運営勉強しろ」と思考停止してしまい、今年の夏ぐらいまで全く存在を認知していなかったアイドルがこの松永さんになります。
(現に準公式の魔王、つーか朝比奈りんはともかくとして、DS組や菜緒さんはだだ被りであり、その中でも漢字までもが完全に被ったのがこのアイドル。まだ小早川さんと川島さんの被りは向こうがアレだから譲るとしても、正直、こちらに関しては運営さんがDS知らないんだろうなーと思って凄く悲しくなった。
もちろん、東郷さんがひらがなの名前だったりする辺りを考えても、知ってるけどあえて被らせた可能性もありますけど・・・でも事実、765プロのアイドルと名前が被ってるアイドルはいないんだよなぁ。
あー、ちなみに、僕にとっての呼称が「松永さん」になるのは勘弁。ちと、これだけは譲れない)


もう調べもしてなかった。
あースタイルいいんだー、くらいの認識。いや、それすらも当時まともに認識してたか怪しい。
で、今年の夏になって、シンデレラガールズのカップリングの代表例として「りょううめ」が挙がってるのを見て、やっと松永涼というアイドルの存在を認識した次第。

しかも理由は「莫大な数のタグが存在する秋月涼のカップリングタグ『りょう××』において、唯一涼が絡まないカップリング」という凄まじい紹介のされ方をしていたから(笑)。
なお、僕はあまりの涼のカップリング動画の多さにげんなりしていたクチです(りょうゆめは全然いけるけど)。
これはひどい。

・・・でも。
このまま松永さんというアイドルを無視してた方がもっと最悪だと思った。


あと、「りょううめ」について、ですが。
これを見るまで、実は小梅もホラー属性についてと人気アイドルだって事しか知りませんでした。

「小梅のついでに涼も知った」ってパターンどころか、最初から両方とも知らなかったというオチ。
(13歳であのピアスといい典型的すぎる会話下手属性といい、ちょっと調べるだけで悲惨そうな境遇がゴロゴロと出るわ出るわ・・・挙句ノーマルの最後の台詞=ある意味での本当のスタート地点の台詞が「か、変えてくれて、ありがとう」ですか。こりゃプレイヤーを次々落としてPにしていったのも当然だわ)


・・・で。
やっと調べた。
wikiやらニコニコ大百科やらピクペディアやら。
成程、こういうキャラでしたか。






大昔の話。

多田さんという人気アイドルがいます。
ロック系統ですが、だんだんとボロが出て今では完全ににわか属性がついているアイドルです。
別に、キャラとしては成立してるし、魅力的だ。ファミエリさんもシンデレラガールズやってた時は彼女が担当アイドルだったみたいだし。
(DSフェスタ3rdタグロック部門の告知動画でちょろっと多田さんを出したのは、彼の目を通ってOKが出るんだったら問題ないだろうと判断したのがでかい、と言う余談)

でもねぇ。
僕は、彼女に正式ににわか属性がついた時、実はショックだったんですよ。

別に彼女に罪がある訳じゃない。
ただ単に、引っ掛かったのは「運営が多田李衣菜というキャラを構築するにあたって果たしてロックについて勉強したのかどうか」という一点のみである。
本当に気合いを入れてアイドルを構築してくれてるのか、と。



もちろん、キャラとして魅力的になったから、今の多田さんがいる訳ですけど。
でも、彼女のにわかロックを見て、「あ、運営逃げたのかもな」とは思った。
にわかでも許容するロックってジャンルに甘えてるんじゃないかなー、と。
確か、2012年の上半期ぐらいの話だったと思う。

(・・・念のため。数撃ちゃ当たる方式だし、アイドルおのおのの趣味に対応する運営が大変と言うのは分かります。
ただ、折角人気が出たキャラクターなんだし、本当に一生懸命ロックに対して勉強させるってのもアリだったんじゃないかな。実際、「ロック」じゃなくて「にわか」って要素のほうが今では比重がでかいように思うので。
この思考は、僕がロックはおろか、音楽系統に関しても好きなのに全然明るくない、というコンプレックスを持ってるのも大きいですが・・・「アンタら勉強しろよ!僕よりは詳しくなるはずだから、さ!」的な。
あと、南条光や長富蓮実と言った「知らないと描けないキャラクター」がいる事に関しては触れておく。あの2人は凄いわ。二次創作で使うのが専門外の人には大変だと思うけど)








1年後。

こんな身近にいたのか。
逃げずに「ロック」を描くキャラクター。


別に「本格的なロックとかボーカル系の用語を勉強して書いてる」と言う気は無い。
ただ、このキャラに関してはお茶を濁すような事はしてないなー、と。
それが重要。


実は前にNRRRの掲示板で「りょううめ」については軽く語ってました。
それの引用。
「どうしてもロックだとだりなつがフィーチャーされるけど、『本職』っぽいのは松永さんと小梅の方なのよね」

ここで書いてる「本職」ってのは、実際にロックバンドのカバーやってそうだなー的なノリですね。
というか、そのものズバリのバンド経験者だ。
でも、「だりなつ」の2人はそもそも現時点で唯一のコラボSRカードを持ってるほどの名コンビ。これ相手には分が悪い・・・と思ったら、松永さんには総選挙10位を叩き出したモノホンの人気アイドルの友人がいたのであった。
しかも小梅さん、割と外見がロック。
松永さんはもっとロック。
いけるやん。




ってか、さ。
いくら趣味が同じだからと言って、「あの子」が見えちゃってるどころか、13歳なのに耳にガチ志向のシルバー系ピアスなんてつけてる不気味な子を相手に何故に松永さんは平然と友達になってくれたのか(注:褒め言葉)。

マジでありがとう。
ああいう子にとっては、ホントあなたみたいな人が大切なのですよ。

これ地味に運営も頑張ってるかもしれない。
同じ趣味だから安易にカップリングさせた的な面はあるかもしれないけど、こと松永さんに関しては「うさちゃんピース」と言う前科が面倒見の良さとして抜群の説得力を生んでしまったという奇跡。
たぶん偶然なんじゃないかなーと思うけど(そもそもシンデレラガールズ劇場内でのネタだ)、後はしっかりとその辺りを崩さないようにしながらやってくれてるっぽい。なんか、同じくシンデレラガールズ劇場内で、わざわざ星さん(キノコさん)に声かけたりしてたみたいだし。

そもそも、最初のカードの時点で「バンドのみんな、元気かなー」と言う台詞があったりするらしいので、どうやら義理堅い性格と言う解釈をしても割と問題なさげな雰囲気。
そんでもって、やりすぎない程度に最後に出たカードにも微妙に小梅に言及する台詞はあったようで。
たぶん、この辺りに関しては狙って保持したままにしてあるんじゃないかなー、と。








折角なんで、いっちょ。
そのNRRRでりょううめについて言及した時に紹介されてた動画。
当時の掲示板はこの辺り悲惨な事になってるけど目を瞑るんだ。

覆面作家さんのノベマス「シンデレラロックフェスティバル」。
なんと涼のバンドメンバーをオリジナルに設定までして書いたド直球の松永涼過去話。
あと小梅。これ大事。

このノベマスは、間違いなく「だりなつ」ですらキャスティング不可能。
松永さんと小梅さんにしかできない世界。
そんな、ド直球のロックンロール・シンデレラガールズ。
それができるアイドルなんだなぁ。








シンデレラガールズってのは、凛・卯月・未央の3人が最初のアイドルです。
チュートリアルの原宿エリアで必ずみくが仲間になります。
ここまでが、規定路線。後は好きなアイドルをプロデュースするゲーム。


その原宿エリアのもう1人のアイドルが松永涼らしい。
最近になって調べて知った事実。衣装コンプリートアイドルだそうで。
なので、ある意味では彼女も「最初のアイドル」の1人と言えるんじゃないでしょうか。


やっとこさ、SR。
ここまで、長かったですね。






(以下、趣味の蛇足SSのお時間)

「・・・ど、どこ・・・?」
夜の大都会。
白坂小梅は、右耳の辺りに手を当てながら、ネオンサインの下を彷徨うように歩いていた。
「・・・ううう・・・」
ゾンビのようなうめき声を上げる。
一目見ればセンスの良さが分かる彼女の纏ったパンクファッションは、微妙に着崩れていた。
帽子も、すっぽり被ればジャストフィットサイズであろうものなのに、今にも落ちそうになっている。
そして、右耳を抑えた右手。
アイドルである彼女が、変装用のメガネを落とすまいと取った苦肉の策である。
「・・・今日は、春菜さんに、相談すれば・・・よかった・・・」
変装用のメガネは、衣装と一緒に自分で選んだもの。
事務所内にメガネのコーディネーターがいるのだが、自分で選びたい、と一言告げると即座に身を引いてくれたのだった。
しかし、選んだデザインそのものは問題なかったが、如何せん、これをつけて長距離歩くことは想定していなかった。
もっとも、肝心かなめの体力そのものは、意外とここまでもっている。
もう少し、歩けば、どうだろう・・・。
「・・・あ」
レンズの向こうに、巨大な音符マークを模したロゴが見えた。


「・・・い、いた・・・」
「よっ、小梅じゃないか!
・・・って、小梅!?どうしてここに!?いや別にいいんだけどさ!」
ゾンビのようになった少女が辿り着いたのは、ライブハウスだった。
ライブハウスと言っても、立地は東京のド真ん中。
収容人数もライブハウスとしては相当なものらしい。
「・・・え、えっと、電車で」
「そうじゃなくて、だな・・・ってか、1人で来たのか!?
道理で着崩れてると思った・・・直してやるよ。ほら、こっち来い」
そう言われて、小梅は手招きされる方向に歩いていった。
歩こうとした。
いや。
歩こうとする、前に。
「・・・え、えっと。涼さん。
どうしても、言いたい事があって」
言っておきたい、事がある。
「・・・なるほど、な。
あ、時間掛かるか?なら待つぞ」
「・・・そ、その。
・・・本当に、おめでとう・・・!」

アイドル松永涼は、このライブハウスで歌うのは始めてだった。
相当に立地条件のいい場所なのだが、1週間後に単独ライブを開く事になった。
彼女はアイドルとしては比較的仕事も多く来る方であり、活動も順調だったのだが、これだけの規模のライブを単独で開く事になるのは始めてだった。
今日みたく、わざわざ下見で1週間前から入るような経験も、珍しい。
「へへっ、ありがとな!
ただ、体はここで温めとけよ?風邪引くかもしれないし」
「・・・あの子は、大丈夫そう、って」
「いや、油断したらダメだぞ?
あの子が実は風邪引いてて、思わず間違えた、って事も有り得るし」
「・・・あ、そう、かも・・・」
小梅が相当に驚いた表情で、涼と何も無い空間の間で目線を泳がせた。
「そういうもんだぞ?機械じゃない限り、完璧な判断ってのは難しいものさ。
ところで・・・」
涼が、まっすぐな目線で小梅を見た。
「・・・え、ど、どうしたの?」
「まだ他に何か、言いたいことあるんじゃないのか?」

「・・・えっ」
「いや、わざわざ『1人で』ここまで歩いてまで来ないだろ?普通。
もちろん、わざわざ来てくれたのは、すっげー嬉しいんだけどさ。
でも、1人っきりで来る、って何かあったのかなー、って。
Pサンも、そういうのはみんなが心配する、って言ってたろ?」
「・・・えっと、その」
「あー、怒ってるんじゃなくて。
ただ、それでもわざわざ1人で来たって事は、何かあるんじゃないかな、って。
正直に言ってもいいんだぞ」
少しの間、沈黙。
ただ、目の前にいる相手は。
・・・涼さん、だ。
自分が想定したよりは遥かに短い間隔で、小梅が口を開いた。
「・・・ちなみに。
それは、さっき言った、『完璧な判断』・・・?」
「いーや、友達の直感」

「・・・た、ただ。
おめでとう、って言いたかった、だけ。
本当に、うれしかったから。
ほ、本当に。
・・・本当に・・・」
声を震わせながら、小梅が続ける。
それは、寒さだけに拠るものでは、無かった。
「・・・小梅?」
「・・・私だけ。
このライブハウスで、涼さんが歌ってるのを見たかったのに。
何故か、私だけ。
・・・私だけ、何度もここでライブが決まって・・・」
「・・・いや、そうだけどさ・・・」
このライブハウスは、事務所の人気アイドルは大抵使っている。
事務所に近い立地条件と、規模の兼ね合い。
それは、白坂小梅も例外では無い。
「凄く、嬉しかったけど、凄く、不思議で。
なんでだろう、って。
だけど、ファンのみんなの前に立つと、そんなこと忘れちゃうけど。
・・・でも・・・。
涼さんが、ここでライブできるって聞いて。
思わず、事務所を飛び出しちゃった・・・」
「・・・それで、か」
「・・・うん。
1人でも、来れるかな、と思って。
・・・もう、ここ6回目だから・・・」
「そういやアタシ、下見含めても、始めてか。
小梅のライブ、たまたまホールのばっか、見てたし」
「・・・だから。
だから・・・本当に・・・」

「・・・すぐに追いつくつもりだったんだけどな。
悪い、遅れちまって。
・・・心配かけて、ゴメンな」
涼は、そっと小梅を抱きしめた。
小梅より先に、涙を流しながら。
笑顔で。
「・・・涼さん。
い、今の、顔。
なんだか、シンデレラ、みたいだった」
「は、恥ずかしいこと言うなって。
どういう意味だよ、それ」

「・・・す、すごく、きれいだった・・・」

「・・・ありがと。
やっと、実感、沸いた、かな」


(了)

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by icelake876 | 2013-12-19 00:56 | 雑談(アイマス系) | Comments(0)  

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