律子さんおめでとー2013

深夜。
草木も眠る丑三つ時・・・には辿り着いていないものの、時計の針は2本揃って12の数字を指差している。

「これで良し・・・っと」
秋月涼は、布団に潜りながら携帯の送信ボタンに触れた。
部屋の電気は既に消えている。
一瞬、名残惜しそうにテレビを見たが、それまで。
「深夜4時は無理だなー・・・」
最初から諦めのつく時差12時間のサッカー中継を少し名残惜しそうにしながら、のんびりと布団に潜っていく。
もしかしたらメール帰ってくるかもなー。
そんな軽い期待と言うか、可能性を思い浮かべながら。

「・・・って、よく考えたら。
最低でも765プロのアイドル10人以上いるし、優先順位次第で・・・」
携帯のバイブ音が鳴り響いた。
「あれ・・・」
妙に早い。
逆に嫌な予感がする。
いや、もしかしたら765プロのみんなは、事務所で会うから後回しって可能性も・・・。

携帯の画面を開く。
そこには「早く寝なさい」と書かれていた。
「ぎゃおおおおん!」
涼は小声で叫ぶと同時に、KOされたかのように寝床に倒れこんだ。


「・・・ん?」
冷静に考えてみた。
早く寝なさい、はメール本文なのか、タイトルなのか。

「・・・タイトル、か」
寝る前、最後の気力を振り絞って、再度携帯を手に持つ。
メールを開く。
画面に「照れ隠し」と言う一文が表示されていた。


・・・思わず含み笑いがこぼれる。
これが、可愛げがある、ってヤツなのだろう。

「そりゃ、トップアイドルになれるよね。律子姉ちゃん」
[PR]

by icelake876 | 2013-06-23 04:35 | 雑談(アイマス系) | Comments(0)  

<< この旅m@sを見ろ! ニッチを続けるってのは難しい >>